原発事故被災動物と環境研究会

Messageメッセージ

謹告


 かねてより病気療養中のところ、本研究会顧問の山根義久氏が今年1月7日に逝去されました。
 東日本大震災が発生した当時、日本獣医師会会長であった山根氏は直後から原発事故被災牛とその飼育者である農家の方々のことを大層気にかけており、被ばく牛を調査研究していた複数の大学研究者らに働きかけ、それらの牛たちを飼育している農家を支援するための組織を日本獣医師会の援助をもって立ち上げました。彼は、獣医師会会長を退かれたあとも本研究会会長や顧問に就いてくださり、会の運営や支援を現在まで続けてくださいました。山根氏のご努力がなければ原発被災牛に関する研究も続いていなかったかもしれません。
 我々関係者一同、山根氏のご冥福をお祈りするとともに、山根氏のご遺志を継いで原発被災牛と飼育農家の支援、および被ばく牛研究の支援を続けます。

 一般社団法人 原発被災動物と環境研究会
 代表理事 伊藤伸彦
 


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Newsお知らせ

2024/03/07
5月25日(土)岩手大学教育学部北桐ホールにてシンポジウムを開催します。
2024/03/07
トップページ メッセージ「東日本大震災から13年が経ちました」を更新しました。
2024/01/01
新年のご挨拶を更新しました。
2023/05/15
5月20日(土)シンポジウム「福島県 浜通りの畜産復興に向けて」の申込期限を5月18日まで延長いたしました。
2023/04/03
5月20日(土)コラッセふくしま多目的ホールにてシンポジウム「福島県 浜通りの畜産復興に向けて」を開催します。
2023/03/08
「震災と原発事故から12年の節目によせて」メッセージページを更新しました。
2023/01/17
「原発被災から12年、畜産復興に向けて、希望、課題」メッセージページを更新しました。
2023/01/17
「学術論文」ページの情報を更新しました。
2022/06/20
クラウドファンデイングは第一目標金額を達成して終了しました。ご支援ありがとうございました。
2022/04/19
5月28日(土)東京大学弥生講堂にて「被ばく牛と生きる」上映会とシンポジウムを開催します。
2022/04/04
4月11日(月)12時から 牛たちの飼育費等を募るためクラウドファンディングを開始いたします。
2022/03/11
「東日本大震災から11年目を迎えて」メッセージページを更新しました。
2022/02/22
3月6日(日)早朝4時30分 テレビ朝日の震災特番で研究会(池田牧場)が取り上げられます。
2021/12/17
「メディア」のページ情報を更新しました。
2021/11/08
フェイスブックページをリニューアルしました。
2021/10/11
ホームページをリニューアルしました。

Topicsトピックス

警戒区域の畜産農家と研究者の軌跡

福島の震災から10年を迎えるにあたり、研究会のこれまでの活動の概要と成果を取りまとめました。

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放牧畜産による被災地の復興をシンポジウムで提案しました。

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